• 平成30年卒 中根朱理

 

  平成30年卆の中根朱理(なかねあかり)です。現在合氣道部のコーチをさせていただいています。コロナ後初となる通常日程(8泊9日:9月3日〜11日)の夏合宿の一部日程(9日・10日)に参加してきました。今回もロッヂ仲山さんにお世話になりました。自分も現役時代に夏の合宿で四回もお世話になっているので、当時のことを思い出していわゆる「エモい」状態になったのは言うまでもありません。土日に参加したわけですが、筋肉痛の残る脚で月曜日に出勤した自分を褒めてあげたいところです。

 現役の時と違うのは、参加日程が一部だけというのもさることながら、バスではなく新幹線を使って越後湯沢まで赴いたところです。途中サービスエリアによってみんなで向かう合宿も楽しかったですが、何より「東京からこんなに近いんだ」というのが新たな発見でもありました。今回は切符の予約はせず、タッチでGoというサービスを使ってSuicaをタッチするだけで新幹線に乗ることができました。改札に入る時はドキドキしましたが、本当に在来線に乗る感覚です。日帰りでもこれてしまうな〜!と思いました。次回以降はたくさんの方に「ふらり」と顔を出してもらえたらとても嬉しいなと思います。

 「自分が行っても何も教えてあげられない」「合氣道の技は忘れてしまった」そんな風に考える卒業生もいらっしゃるかと思います。コロナの期間、全く卒業生と関わることのできなかった彼らに「応援してくれる卒業生がいる」ということを身をもって感じられる機会を提供する、つまりは「会いにきてくれること自体が支援になること」にどうか気づいてほしいと思っています。

また、今回は土用稽古差し入れキャンペーンの続編として有志による寄付金で差し入れも実施しました、現役の笑顔が見られてとても嬉しかったです。決まった枠にとらわれず、さまざまな形の支援ができるように考えていきたいと思っているので、ぜひオープンチャットにご参加ください。パスワードが分からなければ、お問い合わせページからご連絡ください。

 

 

 偉そうに言っている私ですが、最早自分のために道場に足を運んでいるという表現の方が正しいなと思います。当たり前のことですが「ちゃんとしろ!」と言うには自分がちゃんとしていなければいけません笑ちゃんとしていない人の言葉は、誰にも、全く、響かないと思います。毎週道場で姿勢を正しに行かせてもらっている。そんな機会を頂けていることに日々感謝しています。とてもありがたいことに、「コーチを勤めてすごい」と言ってもらえることがありますが、実は私の方が学生からたくさんのものをもらっています。

 合宿応援に行ったつもりでしたが、自分がチャージをしに行ったような、そんな氣持ちにもなりました。北陸生まれでもないのですが新潟の風景はどこか懐かしく、駅に着いた途端元氣になれました。笑

 帰りは駅近のカフェでスイーツもいただきましたし、ちゃっかり新潟県産コシヒカリのおにぎりを頬張りながら帰りました。合宿応援…楽しい要素ばっかりです!

 予想以上に長い寄稿文になってしまいました。ここまで読んでいただき、ありがとうございます。引き続き皆様のご支援を頼りにしていますので、どうぞどうぞよろしくお願いいたします!!