平成30年卆 貞益 健太
平成30年(2018年)卒業の貞益健太(さだますけんた)と申します。
ハワイ遠征を除き、ここ数年は山梨県の忍野村の「原の家」とその併設道場で行われていた春期合宿ですが、今回は心機一転、千葉県山武市(さんぶし)の「浪川荘」および「さんぶの森武道館」にて行われました。
私、平成30年卒の貞益(さだます)は2/19(日)の午前稽古~午後稽古まで参加して参りました。宿泊所から道場までは送迎バスで30分程度かかる距離で、現役は稽古の度に宿泊所と道場を往復していた訳ですから、稽古面以外でも結構ハードな環境だと思いました。宿に関しては、当部は「浪川荘」の別棟に宿泊していたのですが、なかなかにレトロな宿で、部屋は畳敷きの大部屋が並んでいるような状態でした。
合宿では学生が稽古に集中できる環境が何よりも大切だと考えるのでこの辺りは来年以降また考えていけばいいと思います。
さて、稽古につきましては、いずれも松本竜幸監督統率の稽古でした。当日は私以外にも、北野勲先輩、斉藤数正コーチ、鈴木康平先輩も参加されておりまして、現役とOBがバランスよく入り混じって汗を流しました。
私は縁あって、現在の2年生(春期合宿時1年生)が入部した頃から様子を見させて頂いていたのですが、土用稽古や夏期合宿、三田祭演武会の稽古などを経験し、春期強化稽古でも体力面・技術面の向上を図ってきたこともあり、春期合宿では1年間の集大成とも言える、かなり成長した彼ら彼女らの姿が見られました。また、4年生・3年生(当時3年・2年)は幹部交代してから初4めての合宿であり、後輩育成や幹部のレベルの底上げ・向上のために奮闘していました。
合宿の最後には久しぶりに納会が開催されたようで、それもまたコロナ明けを感じる出来事でした。こんな時代ですので飲みニケーションがすべてだとは思いませんが、仲間同士より深く理解しあえる貴重な機会である納会のような場はこれからもなくさないでほしいと個人的には思っています。
久しぶりにほぼ通常通りの形で開催された春期合宿。夏期合宿以降も可能な限り参加したいと思います。三田会会員の皆様もぜひ次回以降参加をご検討ください!